2026年2月25日

木幡陽先生ご逝去のおしらせ

2月23日に木幡陽先生が行年92歳でご逝去されました。木幡先生は、タンパク質上の糖鎖の構造解析を世界に先駆けて行われ、がん細胞、サイトカイン、抗体上の多様な糖鎖構造を決定してこられました。特に、リウマチ患者さんと健常者の抗体における糖鎖プロファイルが大きく異なることを明らかにされました。また、サイトカイン上の糖鎖の有無により in vivo における生理活性が大きく変化することを示されるなど、糖鎖生物学の発展に多大なご貢献をされました。これらの業績により、1992年にはアメリカ化学会より The Claude S. Hudson Award を受賞されました。
ここに謹んでお悔やみ申し上げます。

日本糖質学会会長 梶原康宏